SyOM
SyOM
機能概要
1.起動管理の最適化
2.動的圧縮
3.データベースの効果的接続
共通アクセスコア/セッション管理機能/高速アクセス/ライブラリ&コンポーネント
4.メッセージキューイング
5.相互接続性
6.ジョブ自動化
7.開発生産性の向上
8.Microsoft Office オブジェクトのクライアント化
9.信頼性
10.動作環境
機能概要〜リアリティ実現のために


3. データベースの効果的接続


 アプリケーションをデータベースの種類に依存することなく、標準化された同一ないし同種のアクセスルールを適用して開発し、しかもできるだけ高速なアクセスを実現する。 SyOM は、データベース接続に期待されるこうした本来トレードオフの関係にある開発者の期待に応える、極めてユニークかつ実効性のある機能を提供しています。


共通アクセスコア


 SyOM が提供する共通アクセスコアは、特定のデータベースに依存することのない、標準化された同一ないし同種のアクセスルールを提供します。現在は、Oracle、SQL Server、Jetに対応しており、さらに他のデータベースへの拡張を予定しています。


セッション管理機能


 SyOM では、データベースとのセッション数を統制、管理するユニークな制御機能を持っています。直接接続方式は、プログラム毎にデータベースとのセッションを確立し、高速なアクセスを可能にします。 一方、間接接続方式は、複数のプログラムを束ねて、1つのセッションでデータベースと接続する方式です。これによってアクセス速度は直接接続方式に比して落ちますが、利用できるセッション数に制限がある場合など利用可能なシステムリソースの制約が大きな場合に有効です。 SyOM では、プログラムから接続方式を宣言することで、こうしたセッション管理機能を使うことができます。


高速アクセス


 SyOM では、それぞれのデータベースの下位レイヤー(例えば Oracleでは OCI、SQL Serverでは DBLibrary)との間で直接交信を行い、データベースアクセスを実現しています。 また、それ自身非常にコンパクトな作りになっているために、ODBC(Microsoft社)に比して機能面では劣るかもしれませんが、高速なアクセスを実現しています。


ライブラリ&コンポーネント


 SyOM では、データベースアクセスのためのインターフェイスをライブラリ及びコンポーネントの2種類の形で提供しています。 ライブラリを C++や Javaのソースコードから直接参照したり、VBも含めて、それらより ActiveXコンポーネントとして参照することができます。

必要に応じて
 SyOM上のアプリケーションにとって、本データベースアクセスモジュールを利用することは必須ではありません。ODBCや他のアクセスモジュールを利用することも何ら問題ありません。 私たちは、開発者がその開発ニーズに応じて、少しでも容易に開発ができるための環境を提供することを目標としています。 従来のアクセスロジックをそのまま流用して開発するのであれば、例えば ODBCやその他のアクセスモジュールをお使いください。 高速化を優先し、単純な機能でデータベースアクセスを実現しようというのであれば本データベースアクセスモジュールを利用されることを推奨致します。






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